ナンジャモンジャの木というのが各地にあります。良く調べるとそれぞれ名前があるのですが、その地方には滅多に生えない木で、土地の人にとっては何の木だろう、なんじゃもんじゃの木だとなったものです。このページを作り始めたとき、表題が決まらなかったので、仮になんじゃもんじゃとつけておいたのですが、うっかりそのまま立ちあげてしまいました。そのナンジャモンジャですが、牧野富太郎植物記に因ると、明治、大正の頃の青山の陸軍練兵場に生えていた大きな木がそう呼ばれ、その木はヒトツバタコという木だったそうです。ヒトツバタコは朝鮮、中国に多い木です。また、筑波山にあったそう呼ばれる木はアブラチャンという木で、小石川植物園(江戸時代の薬草園)のものは、ウスバヤブニッケイ。紀伊の那智の滝付近にあったものは、ネズミモチ、伊豆の三島の三島神社のはカツラ埼玉県の松山付近のものは、イヌザクラ。房総のものはバクチノキ、千葉県の神崎の神崎神社にあるものはクスノキ。と言うことです。
最近見た本(「気になる木」)によると世田谷区の個人の庭に十メートルにもなる大木が毎年、五月頃白い花を咲かせると言うことです。また明治神宮外苑の絵画館前にも樹高6メートルの木がありナンジャモンジャの由来の書かれた説明板もあるということです。